INDISS PLUS®_JP

INDISS PLUS®

ダイナミックシミュレーション・プラットフォーム

Indiss Plus®は、当社が開発した最新のダイナミックシミュレーション・プラットフォームです。IndissPlusは、モデルが動的研究の一部もしくはオペレーター訓練用シミュレータ(OTS)ソリューションに組み入れられているかに関わらず、化学エンジニアリングの第一原理に基づき、通常の操作または過渡期にてプロセスの挙動を正確に適合させます。

熱力学パッケージ

本アプリケーションは熱力学パッケージ、ピュアコンポーネント、装置操作モジュールが含まれる豊富なライブラリを有しておりますが、サードパーティーの私有コンポーネント、熱力学パッケージ、または化学反応装置モデルが必要な場合、多層コンポーネント・アーキテクチャを利用することで、INDISS PLUS®プラットフォーム内に滞りなく統合することができます。

シミュレーションの使用にINDISS PLUS®へCape-Open熱力学パッケージを統合

プロセスダイアグラム・ビルダー

INDISS PLUS®には、ユーザーがメニュー/ドロップダウン/ドラッグ&ドロップ機能を使用してフローシートをインタラクティブに構築できるよう、マイクロソフト社の.NETフレームワークを基にしたプロセスダイアグラム・ビルダーを組み入れています。

シミュレーションでの使用にINDISS PLUS®へCape-Open熱力学パッケージを統合

データシートのフォームに適切な情報を入力することで、各ユニット操作のフェースプレートからユニット操作の詳細を簡単に指定することができます。

機器情報を指定するユニット操作フェースプレート

ソフトウェア・アーキテクチャの改造

INDISS PLUS®で強化されたユーザーインターフェース

ソフトウェア・アーキテクチャの改造により強化されたIndissPlusで利用できる機能:

  • Officeプロダクティビティ・スイートで、リボンツールバー(マイクロソフト社が導入)の外観を遵守したユーザーインターフェースの外観・操作感。本機能はINDISS PLUS®のモデルビルダー、及びインストラクター・フィールドオペレーター用のHMIに組み込まれています。
  • マイクロソフト64ビットオペレーティングシステムで実行する際、メモリアドレッシングを有効に活用する64ビットのソフトウェアアーキテクチャ。
  • 進化したマルチスレッド実行機能。本機能は、今後使用するPCコンピューターチップとハードウェアで並列処理する機能を強化します。
INDISS PLUS®の進化した傾向分析と履歴機能
  • シミュレーションのリモートサーバーからの操作を、イントラネット及びSaaS用のインターネットを介したシンクライアント経由で行い、可能にするウェブベース機能
  • CAPE-OPENなどのサードパーティーパッケージへの統合をより簡単にするために強化された開放環境。
  • 新たにOLGAマルチフェーズ・パイプライン・シミュレーションへ緊密に統合されたOPCインターフェース
  • 改造された新しいDCSオペレーター・コンソール・エミュレーション

インストラクター(教官用)ビューアーコンソール

トレーニングセッション中、教官はディスプレイの起動やモデルの読み込み、不具合の投入、その他のタスクの操作を、全てINDISS PLUS®ビューアーコンソール上で行うことができます。インターフェースはプラント及びシミュレータ特有のグラフィックディスプレイに基づいております。ディスプレイを通じてユーザーはモデルの状況を確認でき、選択した不具合に対し直接制御することができます。また、教官はインストラクターステーションを使用し、訓練生の評価前に事前に設定されたシナリオ及びエクササイズに取り組むこともできます。シナリオはATE(自動訓練エクササイズ)と呼ばれ、評価はTPM(訓練生パフォーマンスモニター)を通じて行われます。

INDISS PLUS® OTSはイントラネットのネットワーク内で容易に展開することができ、また集中型訓練管理システムLMS(学習管理システムに接続するためSCORMを使用)に接続できます。

ライフサイクル・モデリング

INDISS PLUS®は、シミュレーションの今後(未来)を念頭に置き、開発しました。モデルは、同じINDISS PLUS®の環境下で、プロジェクトのライフサイクル全体(設計、トレーニング、試運転と立ち上げ、操作中のリアルタイムでのオンラインサポート)を通じて開発・進化させることができます。