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サービス

訓練用ツール及びプログラム

原子力関係の大学及び業界に向けた原子力入門用の教材

当社が開発した統合型システムは、PWR(加圧水型軽水炉)の物理的現象、プラントプロセス、サイクル事象の理解のため強化された、学習目標を達成できるよう対応しています。本シミュレータでは、あらゆる種類の訓練内容と組み合わせを可能にし、幅広い実践演習が行えます。

訓練パッケージは、原子力関連の訓練センターや、原子力工学を専門とする大学の大半のニーズを満たし、これらのツールは、プラントの設計や運転に関する一般的な知識を深めるという目的で、原子力業界に従事する方々の訓練として活用することもできます。

訓練パッケージは、発電所の通常運転からシビアアクシデント、I&Cの規制設計まで、受講生の訓練を強化する3つの既製シミュレーションツールで構成されています。

訓練コース

PWRの基本原理
(3日間)

訓練目標:PWRの一般的な設計の理解

PWRの設計原理について、C-1300 訓練シミュレータで原子炉を通常運転させながら指導を行います。 

PWRの通常運転
(5日間)

訓練目標:PWRの通常運転時の主なステップの理解

PWRの設計原理及び通常運転を理解し、C-1300 訓練シミュレータでの実践を通じて、さらに知識を深めます。

PWRの異常時運転
(2日間)

訓練目標:PWRの異常運転時の主なステップの理解

X-1300訓練シミュレータにてPWRの事故事象を再現し、講義を通して安全系統の設計に係る理解を深めます。


PWR C1300

一般講習 - 通常運転

PWRの物理的原理と通常運転に特化

低温停止からストレッチアウト運転までの基本原理

訓練目標

  • 原子炉設計知識の習得
  • PWRの通常運転に関する知識の習得
  • 物理的及び中性子工学的効果の理解

PWRプラントに関するすべての原理及び概念を理解し、知識を習得

PWR C-1300は、手順に沿うことなく稼働します。PWRサイクルの主なステップをすべて(停止状態、臨界、グリッドとの同期、ストレッチアウト運転)体験することができます。基本操作のアプローチを試したり、改善できるようにI&C安全系の構成は簡素化されています。


PWR X1300

特別講習 - 事故時運転

異常時の手順及び事故の対処について

異常時の状況及びI&Cの詳細設計

訓練目標

  • 原子炉の安全系設計原理を理解します。
  • 主要な制御チャンネル原理及びI&C設計に関する知識を習得します。
  • PWRプラントの異常時及び事故時の操作を理解します。

異常時の管理に特化した広範囲な訓練

PWR X-1300は、運転操作手順書が必要となる、より高度なシミュレータです。主な異常時の状況を体験し、プラントの補機を知れるように設計されています。シミュレータ上の原子炉計装は実機に近い構成になっています。

I&C専用HMIにより、全ての原理に対して理解を深め、システムの挙動に与えるI&C調整の影響について学習することができます。


PWR M

モジュール – 教室での訓練及びeラーニング

特定の系統及び制御チャンネルに関する訓練モジュール

教室での訓練及びeラーニング用(オンライン)

  • 45個のモジュール(配電、キセノン毒作用、中央制御チャンネル等)
  • アクティブラーニング用バーチャル環境下での実機シミュレーション(行動>結果)
  • 受講生の学習進捗を把握する学習管理システム(LMS)へ効果的に統合させるため、SCORMに準拠

スタンドアローン・システム/I&C/設備に対する自己学習アプローチ

  • ネットワーク経由でどこからでも利用可能(デスクトップ、ノートPC、タブレット等)
  • 必要な情報や知識はすべて、「クリック一つで画面上」に表示